引越しの冷蔵庫・洗濯機準備|電源・水抜き・運搬後の確認順

公開:2026年8月4日/更新:2026年8月4日

執筆・確認:スムーブ運営

参照資料確認日:2026年8月4日

先に要点

  • 最初に冷蔵庫・洗濯機の型番と取扱説明書を確認し、電源を抜く時期や水抜き方法を機種別に確定します。
  • 冷蔵庫は食品、製氷用の水と氷、蒸発皿などの排水箇所を確認し、搬出までに庫内を空にします。
  • 洗濯機は給水ホース、槽内、排水ホースの順に残水を確認し、外した部品を本体と一緒に保管します。
手続き早見表を見る(4項目)
引越し日が決まったら
型番・取扱説明書・依頼先の作業範囲を確認
電源、霜取り、排水、輸送用固定ボルト、取り外し・設置の担当
搬出までに
冷蔵庫の食品・氷・給水タンクを空にする
保冷方法、自動製氷、霜、蒸発皿・排水口、庫内の乾燥
最後の洗濯後
洗濯機の水抜きと部品の固定を行う
水栓、給水ホース、槽内、排水ホース、自動投入、電源コード
新居へ設置したら
据付けと運転再開を機種別に確認
水平、給排水、輸送用固定ボルトの取り外し、水漏れ、異音、冷却
目次を開く(8項目)
冷蔵庫と洗濯機、給排水ホース、水受け用のタオル、引越し用段ボールを表したクレイ調イラスト

引越しで冷蔵庫と洗濯機を運ぶなら、最初に本体の型番を控え、メーカーの取扱説明書と引越し事業者の作業範囲を確認します。電源を抜く時期、霜取り・排水の方法、運搬後に使い始める時期は機種や運搬条件で変わるため、「必ず前日の同じ時刻に行う」と一律には決められません。

搬出までに、冷蔵庫は食品・氷・製氷用の水を空にし、機種に応じた排水と庫内の乾燥を行います。洗濯機は最後の洗濯後、給水ホース・槽内・排水ホースの残水を確認します。間違えやすいのは、洗濯機の脱水運転だけで水抜きが終わったと思うことと、ドラム式洗濯機の輸送用固定ボルトを確認しないことです。

この記事を読み終えると、食品の整理、水抜き、部品の固定、搬出、新居での据付けと試運転を、自分の機種と依頼先に合わせて一つの予定にできます。作業方法が取扱説明書と異なる場合や、自分で安全に取り外せない場合は、メーカー・販売店・引越し事業者へ確認してください。

最初に型番と作業範囲を確認する

結論は、冷蔵庫と洗濯機の型番、取扱説明書、誰がどこまで作業するかの3点を先に揃えることです。

メーカーの公式案内を比べると、冷蔵庫の電源を抜く時期だけでも説明が同じではありません。Panasonicは霜取りと排水に必要な準備を案内し、日立は同社製品について基本的に運搬直前でもよい一方、長時間の運搬では庫内を乾燥させるため早めに抜くよう案内しています。どちらか一方の時間を別メーカーや全機種へ当てはめず、本体ラベルの型番から取扱説明書を確認してください。

次に、引越し事業者へ以下を確認します。

確認項目 確認する内容
冷蔵庫 霜取り・排水を利用者が行う範囲、運搬姿勢、養生、設置まで含むか
洗濯機 給排水ホースの取り外し、水抜き、運搬、設置・接続、試運転を含むか
ドラム式 輸送用固定ボルトの準備、取付け、運搬後の取り外しを誰が行うか
新居 搬入経路、防水パン、蛇口、排水口、床の強度と設置スペース

「家電の運搬」と「ホースの着脱・設置・試運転」は契約上別の場合があります。見積書や作業案内で担当を分け、利用者が行う準備と事業者が行う作業を重ねて確認します。引越し全体の付帯作業は、引越し費用の見積もり比較でも確認できます。

冷蔵庫は食品氷水を空にして機種別に準備する

結論は、庫内を空にし、自動製氷の給水・氷・霜・排水箇所を機種別に確認することです。

搬出日から逆算して、冷凍・冷蔵食品を使い切る計画を立てます。残す食品は、移動時間と食品表示に合う保冷方法を用意し、長時間適切な温度を保てない物は無理に持ち運ばないようにします。自動製氷機がある場合は給水タンクを空にし、製氷を停止して氷を取り除きます。

Panasonicは同社製品の例として、食品・氷・給水タンクを空にし、霜を溶かして排水する流れを案内しています。東芝ライフスタイルも、水抜き方法は機種によって異なるため取扱説明書を確認するよう案内しています。蒸発皿を外す機種、排水口から水を受ける機種などがあるため、見えない場所を自己流で分解しないでください。

準備の確認表は次のとおりです。

  1. 冷蔵・冷凍食品を使い切るか、適切な保冷方法へ移す
  2. 給水タンク、自動製氷の氷、製氷皿を空にする
  3. 型番の取扱説明書で電源を抜く時期、霜取り、排水方法を確認する
  4. 庫内の水分を拭き、扉や棚を傷めない方法で部品を固定する
  5. 電源コード、アース線、排水部品の扱いを確認する

冷蔵庫の処分へ切り替える場合は家電リサイクル法の対象です。引越しの粗大ごみ・家電の処分方法で、通常の粗大ごみと分けてください。

洗濯機は給水槽内排水ホースの順で水を抜く

結論は、水栓を閉めた後、給水ホース・槽内・排水ホースに残る水を順に確認することです。

Panasonicと日立はいずれも、引越し前の水抜きについて、給水側と本体・排水側を分けた手順を案内しています。ただし、使用する運転コース、排水の操作、ホースの外し方は機種で異なります。次は確認順であり、操作手順そのものは型番の取扱説明書を優先してください。

順番 確認する箇所 準備する物・注意点
1 水栓と給水ホース 水栓を閉め、接続部の残水をタオル・バケツで受ける
2 洗濯槽・ドラム 取扱説明書が指定する運転で内部の水を排出する
3 排水ホース 低い位置に残った水を受け、ホースと部品を本体と一緒に保管する
4 自動投入・付属品 洗剤・柔軟剤、糸くずフィルターなど機種固有の残液・部品を確認する

ホースを外すと水が出る場合があるため、床を保護して作業します。接続が固い、排水口へ手が届かない、本体を動かす必要があるときは無理に続けず、依頼先へ相談してください。実行タスクは洗濯機の水抜き・冷蔵庫の準備で期限順に管理できます。

運搬前にドアホース固定ボルトを確認する

結論は、動く部品と外した部品を固定し、ドラム式洗濯機は輸送用固定ボルトの要否を必ず確認することです。

冷蔵庫は棚・ケース・扉、洗濯機は給排水ホース・電源コード・アース線が搬出中に動かないようにします。粘着テープを製品へ直接貼ってよいか、扉をどのように固定するかも取扱説明書と事業者の養生方法を確認してください。

Panasonicと日立は、対象となるドラム式洗濯機の運搬に輸送用固定ボルトが必要で、運搬後はボルトを外してから使うよう案内しています。固定せずに運ぶことも、固定したまま運転することも避けなければなりません。保管していない場合は、型番に適合する部品と手配方法をメーカー・販売店へ確認し、代用品を使わないでください。

冷蔵庫について、Panasonicと日立は立てた状態で運搬するよう案内しています。階段や搬出経路が狭い場合も、利用者の判断で横積みにせず、家電運搬に対応する事業者へ経路と運搬方法を確認します。

新居では設置条件と運転再開を確認する

結論は、所定の場所へ水平に据え付け、接続・固定部品・水漏れ・異音・冷却を確認して完了です。

冷蔵庫は、床の強度、放熱に必要な周囲の空間、アース、扉の開閉を取扱説明書で確認します。運搬後に電源を入れるまでの扱いは機種で異なります。設置後すぐの通電を案内するメーカーの機種もありますが、それを全機種へ一般化せず、自分の取扱説明書と運送担当者の案内を優先してください。通電後も庫内が十分に冷えるまでの時間は、周囲温度や食品量などで変わります。

洗濯機は、防水パン・床への水平な設置、給水ホース、排水ホース、アースを確認します。ドラム式で輸送用固定ボルトを付けた場合は、運転前に適切に取り外されていることを確認します。その後、取扱説明書が示す試運転や短い運転で、接続部の水漏れ、異常な振動・音、排水を確認してください。

異常があれば運転を止め、設置を担当した事業者やメーカーへ連絡します。新居の電気・水道を使用開始する予定は、引越しの電気・ガス・水道手続きと合わせて確認できます。

準備が間に合わない場合の対応を決める

結論は、自己流で手順を短縮せず、搬出前に引越し事業者へ連絡して、運べる状態と代替案を確認することです。

冷蔵庫に霜や水が残っている、洗濯機の水が抜けない、固定ボルトがない、ホースを外せない場合は、当日まで黙ったままにせず、型番と現在の状態を伝えます。事業者によっては追加作業に対応できない、別料金になる、運搬できない場合があります。対応可否と費用は契約先ごとに異なるため、全国共通の扱いとして断定できません。

食品は安全な温度で保管できる物だけに絞り、家電を旧居に残す必要がある場合は、退去日・鍵返却・後日の搬出可否を管理会社と調整します。処分へ切り替える場合も、当日の一般ごみへ出さず、品目に合う引取り方法を確認してください。

関連する手続きとガイド

結論は、冷蔵庫・洗濯機だけを別管理にせず、見積もり、ライフライン、直前準備と同じ予定へ入れることです。

自分の引越し日と住まいの条件に合わせてほかの手続きも整理する場合は、無料の引越しチェックリストを作ると、必要な項目を期限順に確認できます。

よくある質問

Q. 冷蔵庫の電源は引越しの何時間前に抜けばよいですか?

全国共通の時間はありません。霜取りや排水に必要な時間、電源を抜く時期、運搬後に通電できる時期は機種で異なります。型番の取扱説明書を確認し、不明ならメーカーと引越し事業者へ問い合わせてください。

Q. 冷蔵庫は横向きで運べますか?

Panasonicと日立は、冷却装置の故障を避けるため立てた状態で運ぶよう案内しています。搬出経路に入らない場合も自己判断で横積みせず、メーカーと運送を担当する事業者へ確認してください。

Q. 洗濯機は脱水運転だけで水抜きできますか?

脱水運転だけで完了とは限りません。メーカー案内では、給水ホース、槽内、排水ホースなどの残水を順に確認します。外し方や運転操作は機種別の取扱説明書に従ってください。

Q. ドラム式洗濯機の輸送用固定ボルトが見つからない場合はどうしますか?

固定ボルトの要否と適合部品は機種で異なります。代用品を使わず、型番を控えてメーカー、購入店、引越し事業者へ確認し、必要な部品と取付け担当を決めてください。

Q. 新居で冷蔵庫や洗濯機をすぐ使えますか?

運搬後の通電時期、設置条件、試運転方法は機種で異なります。冷蔵庫は取扱説明書どおりに据え付けて通電し、洗濯機は固定ボルトを外したうえで給排水と水漏れ・異音を確認してから使用してください。

今回確認した内容

冷蔵庫の食品・氷・給水タンク・排水箇所を確認するメーカー案内/冷蔵庫の電源を抜く時期と運転再開時期が機種・メーカーで異なること/冷蔵庫を立てた状態で運搬するメーカー案内/洗濯機の給水ホース・槽内・排水ホースの水抜き手順/ドラム式洗濯機の輸送用固定ボルトと専門業者への確認事項/洗濯機の設置後に水漏れ・異音を確認する必要性

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