引越しで家電4品目を処分するには?家電リサイクルの申込先・料金・手順

公開:2026年8月30日/更新:2026年8月30日

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執筆・確認:スムーブ運営

参照資料確認日:2026年8月30日

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンがリサイクルの矢印で結ばれたクレイ調イラスト

先に要点

  • 持っていかない家電が決まったら、品目・メーカー・型名を控え、引越し直前になる前に引取り先を決めます。
  • 家庭用のエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、一般的な粗大ごみと分けて家電リサイクルの経路で処分します。
  • 買い替える店、処分する家電を買った店、購入店が不明な場合の自治体案内の順に、自分が使える申込先を確認します。
手続き早見表を見る(5項目)
持っていかないと決めた日
品目・メーカー・型名を記録
テレビの画面サイズ、冷蔵庫・冷凍庫の内容積も確認
記録できたら
申込先を3経路から選ぶ
買い替え店、購入店、自治体が案内する方法
申込み前
費用と作業範囲を確認
リサイクル料金、収集・運搬料金、取り外し、室内搬出
引取日が決まったら
中身・付属品・搬出経路を準備
食品や異物、ホース、取り外し、管理規約、養生
引渡し後
控えと完了を確認
家電リサイクル券の排出者控、引取り品、追加請求
目次を開く(9項目)

引越しで家電を処分するなら、最初に新居へ持っていく物と手放す物を分け、手放す家電の品目・メーカー・型名を控えます。家庭用のエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は「家電4品目」と呼ばれ、一般的な粗大ごみとは別の経路で引き渡します。

処分に全国一律の日数の法定期限はありません。ただし、経済産業省は引越し直前の依頼では小売業者や市区町村が対応できない場合があると案内しています。持っていかないと決めた時点で、買い替え店、購入店、自治体が案内する方法の順に引取可能日を確認してください。

最も間違えやすいのは、家電4品目を自治体の通常の粗大ごみへ出せると思い込むことです。申込先や収集方法は地域・販売店で異なり、料金も全国一律ではありません。この記事を読み終えると、自分が使う引取り経路を選び、費用、日程、取り外し・搬出、家電リサイクル券の控えまで確認できます。

最初に持っていく家電と処分する家電を分ける

結論は、処分の申込みより先に、家電ごとに「運ぶ・売る/譲る・処分する」を決めることです。

同じ冷蔵庫でも、新居へ運ぶなら水抜きや搬出準備、十分に使える物を売るなら査定、廃棄するなら家電リサイクルの手配が必要です。処分と決める前に、賃貸の備え付け設備ではないか、新居に置けるか、修理や移設を含めて使い続けるかを確認します。

判断 最初に確認すること 次の行動
新居へ運ぶ 所有者、寸法、設置場所、製品状態 引越し事業者と取扱説明書で準備を確認
売る・譲る 動作、年式、付属品、引渡日 査定・譲渡先と搬出方法を確認
処分する 家電4品目か、メーカー、型名 引取りを依頼する店または自治体案内を確認

冷蔵庫・洗濯機を運ぶ場合は、冷蔵庫・洗濯機の水抜きと運搬準備を確認してください。まだ使える物を手放す場合は、不用品の買取手配を予定に加えます。

家電リサイクル法の対象4品目を確認する

結論は、家庭用の次の4区分を通常の粗大ごみから分けることです。

区分 主な対象 申込み前の記録
エアコン 家庭用の壁掛け形・床置き形・ウインド形など メーカー、型名、室内機・室外機の有無
テレビ ブラウン管、液晶、有機EL、プラズマ式 メーカー、型名、画面サイズ
冷蔵庫・冷凍庫 家庭用の冷蔵庫・冷凍庫 メーカー、型名、全定格内容積
洗濯機・衣類乾燥機 家庭用の洗濯機・衣類乾燥機 メーカー、型名、付属品

家電リサイクル券センターでは型名から対象品目と料金を検索できます。ただし、検索結果に型名が出ないだけで対象外とは判断できないと案内しています。製品本体の銘板を確認し、分からなければ家電リサイクル券センター、メーカー、販売店へ問い合わせてください。

電子レンジ、炊飯器、掃除機などは家電4品目ではありません。粗大ごみ、小型家電回収、通常ごみなどの扱いが自治体ごとに異なるため、引越しの粗大ごみを分ける確認順で確認します。

申込先を3つの経路から選ぶ

結論は、買い替えの有無と購入店が分かるかで、最初の連絡先を決めることです。

状況 最初の申込先 確認すること
新しい同種製品へ買い替える 新しい製品を買う販売店 納品と旧製品の引取日、取り外し、料金
処分だけで購入店が分かる 処分する製品を買った販売店 回収地域、引取可能日、料金、搬出条件
購入店が不明・遠方・廃業 お住まいの市区町村の公式案内 地域の協力店・許可業者、持込み方法、受付日

家電製品協会は、購入店に依頼できない場合に自治体のルールを確認する方法を案内しています。市区町村が自ら戸別収集するとは限らず、協力店や許可業者を案内する地域、自分で指定引取場所へ持ち込める地域などがあります。特定自治体の方法を全国共通として扱わず、処分する家電がある住所地の公式ページを確認してください。

エアコンは取り外し工事も必要です。引越し時のエアコンの移設・買い替え・処分で、所有者、新居条件、専門工事を先に確認します。

費用は2種類に分けて確認する

結論は、「リサイクル料金」と「収集・運搬料金」を別々に確認し、作業費を含む総額で判断することです。

  • リサイクル料金:品目、メーカー、テレビ・冷蔵庫の大小区分などで異なります。
  • 収集・運搬料金:販売店などが排出場所から指定引取場所まで運ぶ費用で、依頼先ごとに異なります。
  • 追加作業の費用:室内からの搬出、階段作業、エアコンの取り外しなどが別料金になる場合があります。

「家電1台の処分は全国一律でいくら」とは判断できません。見積もり時は、メーカーと型名、テレビの画面サイズ、冷蔵庫・冷凍庫の全定格内容積、設置階、エレベーター、取り外しの要否を伝えます。口頭の総額だけでなく、どこからどこまでの作業が含まれるかを確認してください。

販売店へ引き渡した場合は、家電リサイクル券の「排出者控」を受け取ります。引取品目、追加料金、控えの受領を終えた時点を完了とします。

指定引取場所へ自分で持ち込む手順

結論は、自分で安全に運べる場合だけ、郵便局で料金を支払って指定引取場所へ持ち込む方法を検討することです。

家電製品協会が案内する基本の確認順は次のとおりです。

  1. メーカー名を確認し、テレビは画面サイズ、冷蔵庫・冷凍庫は内容積も控える
  2. 家電リサイクル券センターで対象とリサイクル料金を確認する
  3. 郵便局の貯金窓口で家電リサイクル券を受け取り、必要事項を記入して料金を支払う
  4. 指定引取場所の所在地、営業日、受付時間を確認する
  5. 廃家電と支払い済みの家電リサイクル券一式を持ち込む

自分で持ち込む場合は販売店の収集・運搬料金はかかりませんが、郵便局の振込手数料、車両、積み下ろし、安全な運搬は自分で負担します。郵便局が廃家電を引き取るわけではありません。また、大型家電を無理に一人で運ばず、車両への固定や施設での荷下ろし条件を事前に指定引取場所へ確認してください。

引越し直前に困らない準備をする

結論は、持っていかないと決めた日に引取可能日を確認し、退去日より前に引渡しを完了させることです。

これは全国共通の法定期限ではありません。経済産業省の引越業者向け資料は、小売業者や市区町村への依頼が引越し直前では対応できない場合があるため、前もって手配するよう案内しています。販売店、地域、繁忙期、取り外しや階段作業の有無で必要期間は変わります。

引取日までに次を済ませます。

  • 冷蔵庫・冷凍庫の食品、氷、水、異物を取り除く
  • 洗濯機の給排水やホースを、型番の取扱説明書に沿って準備する
  • エアコンの取り外しを専門業者へ依頼する
  • 玄関、階段、共用部、駐車場所などの搬出経路を確認する
  • 賃貸・集合住宅の管理規約と養生、作業時間を管理会社へ確認する
  • 当日の連絡先、支払い方法、追加料金が発生する条件を控える

冷蔵庫や洗濯機を処分から運搬へ変更した場合は、自己判断で電源や水抜き時期を決めず、型番別の冷蔵庫・洗濯機準備へ切り替えてください。

無許可の回収業者を避ける

結論は、「無料回収」という広告だけで依頼先を決めず、自治体の公式案内から確認できる回収経路を選ぶことです。

環境省は、市区町村の一般廃棄物処理業の許可や委託を受けずに家庭のごみを回収する業者を利用しないよう案内しています。産業廃棄物処理業や古物商の許可だけで、廃棄物になった家庭用家電を回収できるとは限りません。

依頼前に次を確認します。

  • 市区町村の公式ページ、販売店、家電製品協会の案内からたどれる依頼先か
  • 家電リサイクル法に沿ってどこへ引き渡すか説明できるか
  • リサイクル料金、収集・運搬料金、追加作業費が事前に示されるか
  • 家電リサイクル券の排出者控を受け取れるか

まだ十分に使える製品の買取と、廃棄物としての回収は別です。「買取不可ならそのまま無料処分」など処分経路が不明な説明を受けた場合は、その場で渡さず、自治体または販売店へ確認してください。

関連する手続きとガイド

家電の処分だけで終わらず、運ぶ物とほかの不用品も同じ予定にまとめます。

退去日と世帯条件から、家電以外の手続きも期限順に整理する場合は、無料の引越しチェックリストを作るを利用してください。

よくある質問

Q. 家電4品目は自治体の粗大ごみに出せますか?

家庭用のエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象です。一般的な粗大ごみとは分け、買い替え店、購入店、または自治体が案内する家電リサイクルの方法で引き渡してください。

Q. 購入した店が分からない、または廃業している場合はどうしますか?

お住まいの市区町村が案内する処分方法を確認してください。地域の協力店や許可業者への依頼、自分で指定引取場所へ持ち込む方法など、利用できる経路は地域で異なります。

Q. 家電リサイクルの料金はいくらですか?

全国一律の総額ではありません。リサイクル料金は品目・メーカー・大小区分などで異なり、収集・運搬料金は依頼先ごとに異なります。メーカー、型名、テレビの画面サイズまたは冷蔵庫・冷凍庫の内容積を確認して見積もってください。

Q. 引越しの何日前までに申し込む必要がありますか?

家電4品目の処分に全国一律の日数の法定期限はありません。ただし、経済産業省は引越し直前の依頼では小売業者や市区町村が対応できない場合があると案内しています。持っていかないと決めた時点で、引取可能日を確認してください。

Q. 引越し業者に家電4品目の処分も頼めますか?

すべての引越し業者が廃家電を回収・運搬できるわけではありません。依頼する場合は、回収できる根拠、引渡し先、リサイクル料金と収集・運搬料金、家電リサイクル券の控えを確認してください。

今回確認した内容

家電リサイクル法の対象となる家庭用の家電4品目と、対象品の確認方法/買い替え店、購入店、購入店が不明な場合に自治体の案内を確認する処分経路/リサイクル料金と収集・運搬料金が別の費用であること/郵便局での家電リサイクル券の手続きと指定引取場所へ自分で持ち込む流れ/引越し直前の依頼では対応できない場合があるという経済産業省の注意喚起/家庭ごみの回収に市区町村の一般廃棄物処理業の許可または委託が必要であること

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