引越しで図書館カードはどうする?住所変更・本の返却・利用資格の確認順
公開:2026年9月22日/更新:2026年9月22日
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執筆・確認:スムーブ運営
参照資料確認日:2026年9月22日

先に要点
- 荷造り前に、家族それぞれの貸出中の本・返却期限・予約を確認します。引越し日ではなく本ごとの返却期限を優先し、旧館へ行ける日を決めます。
- 同じ市区町村内でも登録住所の変更を確認します。市外転出では、在勤・在学や広域利用の条件によりカードの継続・切替・返納が分かれます。
- 新しい図書館の登録、旧館への返却、予約・電子書籍の利用資格は別々に確認します。住民票の届出だけで図書館の手続きも済んだとは扱いません。
手続き早見表を見る(5項目)
- 荷造りを始める前
- 借りた本と予約を洗い出す
- 家族ごとの利用者番号、貸出一覧、返却期限、受取待ちの予約
- 引越し先が決まったら
- 旧館を使い続けられるか確認する
- 新住所、勤務先・学校、広域利用、カード返納の要否
- 旧館へ行く前
- 本と手続き用の書類をそろえる
- カード、新住所の確認書類、在勤・在学の証明、返却方法
- 新居で利用する前
- 新館の登録と使えるサービスを確認する
- 登録対象、受付方法、予約・電子書籍の条件、連絡先
- 返却・変更後
- 貸出状況と登録内容を確認する
- 返却処理の反映、未処理の予約、カードの扱い、変更完了
目次を開く(8項目)
引越しが決まったら、本を箱詰めする前に、利用中の図書館の貸出一覧・返却期限・予約を確認してください。借りた本は自分の本と分け、旧館へ行ける日を決めます。期限が先に来る本は引越し日まで待たず、期限内に返すか図書館へ相談します。
図書館カードは、同じ市区町村内なら住所変更、市外なら在勤・在学や広域利用の条件を確認する順番です。住民票の異動と図書館の登録変更を同じ手続きと思わないことが大切です。この記事では全国共通の「引越し後○日以内」という期限を設けず、各館の案内に沿って、旧館の返却・登録変更と新館の利用開始を分けて進めます。
荷造り前に家族の貸出状況と返却日を確認する
最初に確認するのはカードの有効期限より、借りている物とその返却期限です。 天草市立図書館の転出案内では、市外へ引越す利用者へ事前の本・カード返却を案内し、市内へ通勤・通学する場合は住所変更による継続利用を案内しています。転出後にまとめて手続きするつもりでも、先に旧館の条件を確認してください。
家族で複数の図書館を使っている場合は、利用者ごとに次の4点をメモします。
- 借りた図書館と利用者番号。
- 本・雑誌・付録などの貸出中一覧と返却期限。
- 予約中・受取待ちの資料と、引越し前に受け取れるか。
- 次に窓口へ行ける日と休館日。
借りた資料はひとつの袋へまとめ、自分の本や処分する本と混ぜないようにします。すでに荷造りした場合は、図書館のラベルや貸出一覧で照合してください。自分の本の箱詰めは引越しの荷造りガイドで別に進めます。
市内転居と市外転出でカードの扱いを分ける
市外へ引越しても、必ずカードを捨てる・そのまま使える、のどちらとも決めつけません。 横浜市の登録変更案内では、市外転出でも市内の勤務先・学校や転出先によって切替・返納の扱いが分かれます。窓口には新住所と、勤務先・学校が変わるかを伝えます。
| 自分の状況 | 旧館へ確認すること |
|---|---|
| 同じ市区町村内で転居 | 登録住所・電話番号の変更方法と必要書類 |
| 市外へ転出し、旧住所の市区町村へ通勤・通学する | 在勤・在学で継続できるか、証明書と登録区分の変更 |
| 市外へ転出し、通勤・通学もしなくなる | 転出先が広域利用の対象か、カード切替または返納の方法 |
| 今後は旧館を利用しない | 返却が残っていないか、利用終了時の届出・カードの扱い |
例えば横浜市は、指定する近隣7市への転出で横浜市内への通勤・通学がない場合、カードの切替を案内しています。それ以外の市外への転出で在勤・在学もなければ返納する案内です。対象地域は同市の公式ページで確認し、他の図書館へ一般化しないでください。
カードを紛失した場合も自己判断で再登録せず、旧館に連絡します。青梅市立図書館はカード紛失時に市内の図書館へ知らせるよう案内しています。住民票の変更方法は、同じ市区町村内の転居届ガイドで分けて確認できます。
住所変更の持ち物と受付方法を確認する
カード、新住所と氏名が分かる書類、必要なら在勤・在学の証明を用意します。 青梅市立図書館の案内では、住所変更にカードと住所・氏名の確認書類が必要です。市外へ転居し市内に勤務・通学する人には、その証明書も求めています。
来館前に自分の図書館の「登録内容の変更」を開き、次を確認します。
- 使える書類:氏名・新住所の確認方法、有効期限、原本の要否。
- 手続きする人:本人が行くか、家族・代理人が行くか。委任状などが必要か。
- 受付方法:窓口、オンライン、その他の方法のどれが使えるか。
- カードの扱い:現在のカードを持参するか、切替・返納になるか。
横浜市は確認書類の原本を案内しています。また同市のオンライン変更は在住・在勤・在学者が対象で、氏名の変更を含む場合や広域利用者は窓口手続きです。「ネットで変更できる」と書かれていても、自分の登録区分で利用できるかまで確認します。
新住所の確認書類がまだない場合や子ども・代理人の手続きは、利用館に代替書類と受付時期を聞いてから出向きます。住民票を図書館のためだけに取得する前に、ほかの書類で確認できないかも調べてください。
本を返す場所と方法は借りた図書館で確認する
新居の近くの図書館へ、旧住所で借りた本を無断で返さないでください。 横浜市の広域利用案内も、借りた市の図書館へ返す扱いです。自治体を越えた返却に対応するかは、借りた館へ確認します。
引越し後に本が見つかった場合は、書名・利用者番号・現在地を伝え、返却先と方法を相談します。横浜市の貸出・返却案内では、郵送・宅配便での返却も認めていますが、料金は利用者負担です。これは同市の例で、全国の図書館が同じ方法を受け付けるという意味ではありません。
- 窓口で返す:付録や取寄せ資料を含め、返却物がそろっているか確認する。
- 返却ポストを使う:投入できる資料と利用時間を確認する。
- 郵送・宅配便を使う:受付可否、送付先、梱包方法、費用負担、到着期限を確認してから発送する。
横浜市の返却ポスト案内は、CDなどのディスク付き資料や市外から取り寄せた資料を窓口へ返すよう求めています。返却方法が分からない物を通常の本と一緒に投函しないでください。
新館の登録と予約や電子書籍の条件を確かめる
新しい図書館で借りる資格と、予約・電子書籍を使う資格は別に確認します。 横浜市の広域利用は、相手先の市ごとに利用登録が必要で、横浜市のカードをそのまま他市で使う仕組みではありません。新館の公式案内で、登録できる人、持ち物、受付方法を調べてください。
さらに、横浜市の電子書籍サービスは在住・在勤・在学者で有効な利用者番号を持つ人が対象で、広域利用者は対象外です。広域利用の紙の本は借りられても、電子書籍まで使えるとは限りません。予約にも登録区分による違いがあります。
利用開始前に、次の順で確認すると整理できます。
- 旧館の登録区分を変更した後も、利用できるサービスを聞く。
- 受取予定の予約を残すか、取消・受取先変更などの相談が必要か確認する。
- 新館で利用登録し、連絡先と受取館を確認する。
- 電子書籍も使う場合は、対象条件とログイン方法を確認する。
利用者番号や予約が旧館から新館へ自動で引き継がれるとは考えず、それぞれに確認します。家族の通学先も変わる場合は家族・子連れの引越しガイド、生活圏の施設をまとめて確認する場合は自治体サービスの確認タスクへ進んでください。
返却処理と登録内容を確認して完了する
本を発送・投函した時点と、図書館側の返却処理が済んだ時点を分けます。 横浜市の貸出・返却案内では、返却ポストの本は原則として翌開館日の朝に処理され、それまでは貸出中の表示が残ります。表示がすぐ変わらない場合は、利用館の処理時期を確認してください。
完了の目安は次の4点です。
- 返す予定の資料が返却済みになり、付録などの返し忘れがない。
- 旧館の住所・連絡先・利用区分の変更、または返納などの案内された手続きが済んでいる。
- 受け取れなくなる予約が残っていないか確認できている。
- 新館の登録内容と、使いたいサービスの利用条件が確認できている。
郵送した場合は配送記録を残し、案内された日数を過ぎても貸出中なら旧館へ問い合わせます。家族の分は利用者ごとに確認してください。ほかの住所変更も整理するなら、引越しチェックリストを作成するで条件を選べます。
よくある質問
Q. 同じ市内の引越しでも図書館の住所変更は必要ですか?
利用館の登録変更手続きを確認してください。横浜市・青梅市・天草市立図書館は住所変更の届出を案内しています。住民票を変更しただけで完了とせず、必要書類と受付方法を図書館へ確認します。
Q. 市外へ引越したら図書館カードは返すのですか?
返納が必要かは、転出後の住所、勤務先・学校、広域利用の対象地域で変わります。継続利用やカード切替ができる場合もあるため、新住所と在勤・在学の状況を旧館へ伝えて確認してください。
Q. 引越し後に借りた本が出てきたら郵送で返せますか?
まず借りた図書館に確認してください。横浜市は利用者負担で郵送・宅配便の返却を認めていますが、全国共通ではありません。送付先、費用、梱包、返却期限を確認し、発送後も返却処理を確認します。
Q. 旧住所の図書館の電子書籍はそのまま使えますか?
転居後の利用資格を確認します。横浜市では在住・在勤・在学者で有効な利用者番号を持つ人が対象で、広域利用者は電子書籍を利用できません。紙の本の貸出と同じ条件とは限らないため、旧館と新館それぞれで確認してください。
関連する手続きとガイド
- 自治体サービスの利用方法を確認する:図書館以外の新生活の施設・サービスも探す。
- 引越しの荷造りの順番:借りた本を分けたうえで、自分の荷物をまとめる。
- 初めての一人暮らし準備リスト:新居で必要になる物と生活準備を整理する。
- 一人暮らし・単身引越しの手続き:自分名義の住所変更を確認する。
今回確認した内容
横浜市の住所変更方法と、市外転出時に在勤・在学や転出先でカードの扱いが分かれること/天草市立図書館の転出前の返却案内と、市内に通勤・通学する場合の継続利用/青梅市立図書館の住所変更時の持参書類と在勤・在学証明/横浜市の郵送・宅配便返却の費用負担と返却ポストの処理時期/横浜市のディスク付き資料・市外取寄せ資料の窓口返却/横浜市の広域利用では利用先ごとの登録と借りた市への返却が必要なこと/横浜市の広域利用と在住・在勤・在学では予約や電子書籍の利用条件が違うこと
この記事の参照資料
- 横浜市「住所などが変わったとき、利用者番号(図書館カード)をなくしたとき」 →確認日:2026年9月22日
- 天草市立図書館「市外に引っ越しされる方へ本と貸出カードの返却のお願い」 →確認日:2026年9月22日
- 青梅市立図書館「図書館カードについて」 →確認日:2026年9月22日
- 横浜市「貸出・返却のご案内」 →確認日:2026年9月22日
- 横浜市「返却ポストのご案内」 →確認日:2026年9月22日
- 横浜市「近隣市図書館のご利用(広域利用)について」 →確認日:2026年9月22日
- 横浜市「電子書籍サービス」 →確認日:2026年9月22日


