転出届はいつから?必要書類とオンライン・郵送・窓口の選び方
公開:2026年8月28日/更新:2026年8月28日
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執筆・確認:スムーブ運営
参照資料確認日:2026年8月28日

先に要点
- 別の市区町村へ移るときは、最初に旧住所地の公式ページで受付時期とオンライン・郵送・窓口の条件を確認します。
- 住民基本台帳法は転出届を「あらかじめ」行うと定めていますが、受付開始を全国一律の「引越し14日前」とは定めていません。
- オンラインは国内転居・有効な電子証明書などの条件があり、郵送の同封物や窓口の代理人要件には自治体差があります。
手続き早見表を見る(5項目)
- 引越し先と日が決まったら
- 転出届の対象と受付時期を確認
- 市区町村をまたぐか、旧住所地の受付開始日
- 提出方法を決めるとき
- オンライン・郵送・窓口を比較
- カード、電子証明書、届出人、郵送日数
- 提出前
- 方法別の必要書類をそろえる
- 本人確認、届出書、委任状、返信用封筒
- 提出後
- 受理・処理状況と証明書を確認
- 完了表示、転出証明書、関連手続き
- 引越し後
- 新住所地で転入届を提出
- 転出情報、必要書類、住み始めてから14日以内
目次を開く(11項目)
転出届は、最初に 「旧住所と新住所が別の市区町村か」「旧住所地はいつから受け付けるか」「オンライン・郵送・窓口のどれを使えるか」 を確認してください。提出先は旧住所地の市区町村です。引越し先と日が決まった段階で公式ページを開き、引越し前に完了できる方法を選びます。
最も間違えやすいのは、転出届が全国一律で「引越し14日前から」と決まっていると思うことと、マイナンバーカードを持っていれば必ず書面の転出証明書が不要だと思うことです。法律上の届出時期、自治体の受付期間、マイナポータルの入力可能期間は同じではありません。
必要書類は、提出方法、届出人、カードの利用、自治体によって変わります。この記事を読み終えると、自分が使える方法、旧住所地へ確認する項目、転入届までに残る作業を判断できます。
転出届の対象か最初に判定する
結論は、生活の本拠を別の市区町村へ移すなら転出届、同じ市区町村内なら原則として転居届です。
| 引越しの範囲 | 最初に確認する住民異動 | 提出先 |
|---|---|---|
| 別の市区町村へ移る | 転出届と転入届 | 転出届は旧住所地、転入届は新住所地 |
| 同じ市区町村内で移る | 転居届 | 現在の市区町村 |
| 同じ政令指定都市で区が変わる | 市の区間異動の扱い | 市の公式案内で確認 |
| 国外へ移る | 国外転出の手続き | 旧住所地の国外転出案内で確認 |
同じ市名でも、政令指定都市内で区をまたぐときの名称や受付場所は自治体によって異なります。この記事は国内の別の市区町村へ移る転出を対象にします。同じ市区町村内なら転居届の必要書類・手続き順へ進んでください。
個別の作業は転出届の手続きページで管理できます。国外転出はオンラインサービスの対象外で、カードの国外継続利用など確認事項も異なるため、旧住所地の専用案内を確認します。
転出届は引越し前に旧住所地へ出す
結論は、引越し先と予定日が決まったら旧住所地の受付開始日を確認し、引越し前に出すことです。
住民基本台帳法第24条は、転出する人が氏名、転出先、転出予定年月日などを「あらかじめ」市町村長へ届け出ると定めています。条文には、全国一律で引越しの何日前から受け付けるかという日数は書かれていません。
自治体の受付案内には違いがあります。確認した横浜市の窓口案内は「引越しの前又は引越しした日から14日以内」、江東区の国内転出の郵送案内は「新しい住所に住み始める日のおおむね14日前から」としています。これは各自治体・各提出方法の案内であり、すべての自治体へ一般化できません。
次の順で日付を確定します。
- 旧住所地の公式サイトで「転出届」を検索する
- オンライン・郵送・窓口のうち使う方法の受付時期を見る
- 郵送なら配達と処理、返送にかかる日数も見込む
- 引越し前に受理・処理状況を確認できる日を決める
- 転入先の窓口へ行く日も確保する
チェックリスト上の「2週間前」は確認を始める目安として使い、法定の受付開始日とは扱わないでください。
オンライン・郵送・窓口を条件で選ぶ
結論は、電子証明書と同一世帯の条件を満たすならオンライン、来庁できず郵送日数を確保できるなら郵送、代理届出や関連手続きを直接確認したいなら窓口を軸に選びます。
| 方法 | 向いている状況 | 先に確認すること | 提出後の確認 |
|---|---|---|---|
| マイナポータル | 国内転居で有効な電子証明書を使える | 引越す人、同一世帯、暗証番号、入力可能日 | 処理状況が完了したか |
| 郵送 | 旧住所地へ行けず、配達・返送を待てる | 専用様式、本人確認書類の写し、返信用封筒、宛先 | 受理と転出証明書の返送 |
| 窓口 | その場で確認したい、代理人が行く | 届出人の範囲、本人確認書類、委任状、受付場所 | 受理と交付書類 |
どの方法でも、転出届と国民健康保険、介護保険、児童手当などの関連手続きがすべて同時に終わるとは限りません。該当制度の担当窓口・返却物も旧住所地へ確認します。
オンライン提出の利用条件と完了を確認する
結論は、送信しただけで終わりにせず、マイナポータルで転出元の処理状況が「完了」になったことまで確認することです。
デジタル庁は、オンラインによる転出届と転入先への来庁予定の連絡に全国すべての市区町村が対応すると案内しています。転出元窓口への来庁は原則不要ですが、不備や関連手続きがあれば来庁を求められる場合があります。
主な利用条件は次のとおりです。
- 日本国内の引越しである
- 有効な署名用電子証明書を利用できる
- 引越し日と新住所の市区町村が決まっている
- 本人または住民票上の同一世帯員の引越しを届け出る
- 転入する人のうち1人以上がマイナンバーカードを持っている
委任状が必要な代理人はマイナポータルから手続きできません。別世帯の人を含む場合や国外転出も対象外です。
また、デジタル庁の利用不可ケース一覧では、マイナポータルで選べる引越し日を届出日の10日前から30日後までとしています。すでに引越して11日以上たっている場合や、予定日が31日以上先の場合はオンラインを利用できません。これはオンラインサービスの入力条件であり、住民基本台帳法が定める全国共通の受付期間ではありません。
処理は自治体の開庁時間に行われ、一定の時間がかかります。マイナポータルの引越し手続きガイドで申請順を確認し、完了前に転入先へ行かないようにします。
郵送提出は様式・同封物・日数を確認する
結論は、旧住所地が指定する郵送用ページと様式を使い、本人確認書類、返送方法、代理人の可否を一つずつ照合することです。
確認した江東区の通常の郵送届では、郵送用転出届、返信用封筒、本人確認書類の写しを案内し、原則として代理人による届出はできないとしています。転出証明書の返送先、推奨する郵便方法、カードを使う特例転出の書類も分けています。
これは江東区の条件です。旧住所地では次を確認してください。
- 郵送専用の転出届と記入例
- 本人確認書類として認められる物と写し方
- 返信用封筒・切手の要否と返送可能な住所
- 本人自署、連絡先、メールアドレスの要否
- マイナンバーカードを使う場合の別様式
- 代理人、15歳未満、成年被後見人などの扱い
- 送付先の担当課と郵便番号
投函日が届出完了日になるとは限りません。引越し直前に郵送すると、転出証明書の返送や転入届に間に合わない可能性があります。必要日数が分からない場合は、投函前に担当課へ確認します。
窓口提出は届出人と持ち物を確認する
結論は、誰がどの窓口へ行くかを先に決め、本人確認書類と委任状の要否を旧住所地の案内で確定することです。
確認した横浜市は、本人、世帯主、本人と同一世帯員、委任状を持つ代理人を窓口で届出できる人として案内しています。同じ住所でも世帯が別なら委任状が必要とし、住民異動届、来庁者の本人確認書類、代理人の場合の委任状を必要な物として挙げています。
| 窓口へ行く人 | 最初の確認 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 転出する本人 | 受付場所と本人確認書類 | 住民異動届、自治体指定の本人確認書類 |
| 世帯主・同一世帯員 | 届出できる範囲 | 来庁者の本人確認書類、世帯情報 |
| 別世帯の親族・友人 | 代理届出の可否 | 自治体指定の委任状、代理人の本人確認書類 |
| 法定代理人 | 資格を示す書類 | 戸籍・登記事項証明など自治体指定書類 |
受付場所は市役所本庁、区役所、支所など自治体によって異なります。横浜市のように、市役所や行政サービスコーナーでは受け付けない例もあります。休日窓口で関連手続きまでできるかも別に確認してください。
引越し後に未提出と気づいたら旧住所地へ連絡する
結論は、放置せず旧住所地へ速やかに連絡し、今使える郵送・窓口の方法と事実確認書類を聞くことです。
転出届は引越し前が原則です。ただし、確認した横浜市は引越し後14日以内も受付期間に含め、江東区も国内転出の郵送届は引越し後に提出できると案内しています。期限後の扱い、追加書類、申述の要否は自治体や経過日数で変わります。
すでに移った場合は、次を伝えられるようにします。
- 旧住所と新住所
- 実際に新住所で生活を始めた日
- 転出する人と世帯の状況
- マイナンバーカードの有無
- 郵送・窓口のどちらを利用できるか
- 転入先で予約している来庁日
マイナポータルは引越しから11日以上経過すると利用できないため、オンライン画面へ事実と異なる日を入力しないでください。転入届も未提出なら、新住所地へも状況を連絡します。複数の手続きが遅れている場合は、引越し手続きを忘れたときの優先順位で住民異動から仕分けます。
転出証明書から転入届へつなげる
結論は、転出届の受理後に「紙の転出証明書を受け取ったか」「カードを使う転出として処理されたか」を確認し、新住所地の持ち物を決めることです。
住民基本台帳法施行令第24条は、通常の転出届があったときに市町村長が転出証明書を交付することを定め、カードを使う特例などを例外としています。横浜市もオンライン届では書面の転出証明書を省略できると案内しています。
| 転出元での処理 | 転入先へ向けた確認 |
|---|---|
| 紙の転出証明書を受け取った | 証明書と新住所地が指定する本人確認書類を持つ |
| マイナポータルで転出した | 完了表示を確認し、転入する人のカードを持つ |
| カードを使う特例転出 | カードの有効性、暗証番号、転出処理完了を確認する |
| 方法や処理結果が分からない | 旧住所地へ転出証明書の有無と受理状況を確認する |
カードを持っているだけで紙が不要になるわけではありません。転入届の必要書類ガイドで、紙の証明書、カード利用、本人・同一世帯員・代理人に分けて持ち物を確認します。
転入届は、新住所で実際に生活を始めてから14日以内に新住所地の窓口で行います。転出届をオンラインで出しても転入届はオンライン完了しません。マイナンバーカードの住所変更、国保、児童手当など該当する手続きも同日に進められるか確認してください。
まとめ
転出届は、全国一律の「14日前」を前提にせず、旧住所地の提出方法別ページで受付時期を確定します。オンラインは便利ですが、国内転居、電子証明書、同一世帯、引越し日の選択範囲という条件があります。郵送は配達・返送日数と同封物、窓口は届出人・本人確認・委任状が判断軸です。
提出後は、受理または処理完了と、紙の転出証明書の有無を確認します。その情報を新住所地の転入届へつなげれば、カードを持っているのに紙を待つ、オンライン送信直後に転入先へ行くといった行き違いを避けられます。
自分の引越し日と条件に合わせて、引越しチェックリストを作ると、転出届・転入届・カード住所変更を同じ予定に入れてください。
よくある質問
提出時期、書類、家族・代理人で迷いやすい点をまとめます。
Q. 転出届は引越しの何日前から出せますか?
住民基本台帳法は転出届を「あらかじめ」行うと定めていますが、全国一律の受付開始日数は定めていません。確認した江東区は国内転出の郵送届をおおむね14日前から案内しています。旧住所地の公式ページで、利用する提出方法の受付時期を確認してください。
Q. 引越し後でも転出届を出せますか?
引越し前の届出が原則です。確認した横浜市は引越し後14日以内も受付期間として案内していますが、全国共通の期間とは限りません。すでに移った場合は旧住所地へ速やかに連絡し、郵送・窓口など利用できる方法と必要書類を確認してください。
Q. マイナンバーカードがあれば転出証明書は不要ですか?
カードを持っているだけでは決まりません。マイナポータルやカードを使う特例転出では書面の転出証明書を省略しますが、通常の窓口・郵送届では転出証明書を受け取る場合があります。提出方法と旧住所地の処理結果で判断してください。
Q. 転出届を郵送するときに必要なものは何ですか?
自治体指定の届出書、本人確認書類の写し、返信用封筒などが一般的な確認項目ですが、同封物・返送方法・代理人の可否は自治体やカード利用の有無で変わります。旧住所地の郵送用ページと様式を使い、不備時に連絡がつく情報も記入してください。
Q. 家族や代理人が転出届を出せますか?
マイナポータルでは、住民票上の同一世帯員なら世帯員に代わって手続きできますが、委任状が必要な代理人は利用できません。窓口では代理届出を認める自治体例があり、郵送は本人に限る自治体例もあります。提出方法ごとに旧住所地へ確認してください。
関連する手続きとガイド
- 転出届の手続きページで、自分のチェックリストへ追加する
- マイナポータルの引越し手続きガイドで、オンライン申請と処理状況の確認順を見る
- 転入届の必要書類ガイドで、紙の証明書・カード・代理人別の持ち物をそろえる
- 同じ市区町村内の転居届ガイドで、転出届が不要なケースを確認する
- 引越し手続きを忘れたときの優先順位で、引越し後の未提出を整理する
- 自分用の引越しチェックリストを作る
今回確認した内容
住民基本台帳法第24条が転出届を「あらかじめ」行うと定め、全国一律の受付開始日数は条文に書かれていないこと/住民基本台帳法施行令第24条が通常の転出届後の転出証明書交付と、カードを使う特例等の例外を定めていること/オンライン転出が全国の市区町村に対応し、国内転居・有効な電子証明書・同一世帯などの利用条件があること/マイナポータルで選べる引越し日が届出日の10日前から30日後であり、法令上の受付期間とは別のサービス条件であること/確認した横浜市と江東区で、受付時期・郵送の同封物・届出人・代理人要件が異なること/マイナポータルで転出届を提出しても、新住所地で転入届が必要なこと
この記事の参照資料
- e-Gov法令検索「住民基本台帳法」 →確認日:2026年8月28日
- e-Gov法令検索「住民基本台帳法施行令」 →確認日:2026年8月28日
- デジタル庁「引越し手続オンラインサービス」 →確認日:2026年8月28日
- デジタル庁「マイナポータルを通じたオンラインによる転出届・来庁予定の連絡 よくある質問」 →確認日:2026年8月28日
- デジタル庁「本サービスを利用できない主なケース一覧」 →確認日:2026年8月28日
- 横浜市「窓口での転出届(市外への引越し)」 →確認日:2026年8月28日
- 江東区「転出届(江東区以外の区市町村へのお引越し)」 →確認日:2026年8月28日


